国立病院機構鈴鹿病院
院長
平素は「スモンに関する調査研究班」の研究にご尽力いただきありがとうございます。本年度のワークショップは「防災・減災対策」および「福祉・介護サービス利用」の二つをテーマに昨年同様現地とWEBのハイブリッドで開催いたします。
今年は元日に能登半島地震が起こりました。多くの方が被災され、いまも復興の途上にあります。いうまでもなく高齢者や障害をお持ちの方は災害弱者であり、来るべき災害に備えて何をすべきか、災害発生時にはどの様な対応をすべきかを考えておかねばなりません。本ワークショップでは能登半島地震で実際に対応に当たられた石川県健康福祉部の菊地先生に御講演いただき、「防災・減災対策」について学んでいきたいと思います。
また2つ目のテーマ「福祉・介護サービス利用」ですが、スモン患者が実際には本来受けられるべきサービスを必ずしも十分に享受できていない状況が続いており、これを何とか打破しようとの思いで企画いたしました。是非活発な御討論をよろしくお願い致します。
令和6年6月吉日
スモンに関する調査研究班
研究代表者 久留 聡